3 衣笠界隈
“ものを大切にする心”をはぐくむ

立命館大学中央広場
「宇多法皇が真夏に白絹を掛けて雪見の風情を楽しんだ」という衣笠山の麓には、“きぬかけの路”に沿って、“無患寺[むくろじ]”の木のある金閣寺や等持院、龍安寺、仁和寺と名所が続く。また、堂本印象はじめ木島桜谷[このしまおうこく]など日本画の大家ゆかりの地として芸術文化の香りもあふれている。

紙屋川(北野の森)
かつてプロ野球「大陽京都ロビンス」のホーム球場があった立命館大学のグラウンドは、緑豊かな中央広場として憩いの場に生まれ変わった。 衣笠小学校の東門から路地を抜け紙屋川を渡れば、北野天満宮にかけて市街地には珍しい森の雰囲気に包まれる。
仏像彫刻の傍ら、“ものを大切にする心”で愛用の品を蘇らせる「井上仏像彫刻」や、委託販売のリサイクルショップ「蔵ざらえ」など、環境に優しい暮らし方のヒントとなりそうなスポットも点在する。