親鸞・玉日姫・九条関白旧蹟

HU072

しんらん・たまひひめ・くじょうかんぱくきゅうせき
石碑石碑周辺

 この地には藤原忠通(1097〜1164)が建てたと伝えられる法性寺小御堂があった。忠通の子九条兼実(1149〜1207)もこの地を愛し,花園御殿とも称した。親鸞(1173〜1262)は兼実の娘玉日姫を娶ったが,承元元(1207)年この地より越後に流罪となり,以来玉日姫はこの小堂を守りここで没した。本堂脇にその墓がある。この石標は,親鸞・玉日姫・九条関白兼実の旧跡西岸寺を示すものである。西岸寺は法性寺小御堂の後身と伝える。

所在地伏見区深草直違橋二丁目(西岸寺内)
位置座標北緯34度57分16.1秒/東経135度46分15.0秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者羽曳野市向野同行一同
寸 法高170×幅33×奥行30cm
碑 文
[東]
親鸞聖人御旧蹟         元法性寺小御堂
玉日姫君御廟所            西岸寺
九条関白兼実公遺蹟
[南]
昭和四十五年九月吉日之建
[西]
大阪府   羽曳野市向野同行一同
[北]
住職      山下良信
坊守      山下宵子
調 査2002年3月4日
備 考

位置図
位置図

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