4 鷹峯界隈
“光悦の夢”ふたたび

鷹峯街道
ゆるやかな坂道がまっすぐ延びる鷹峯街道を歩く。江戸初期、本阿弥光悦が草庵を結び、芸術文化の拠点となった鷹峯には、歴史ある名寺が集まる。“山二つ かたみに時雨 光悦寺”と詠まれた光悦寺には鷹峯の山々を見渡す茶室が並ぶ。窓越しに庭を見つめ、心静かに瞑想にふける源光庵では、崖下に、“稚児井戸[ちごいど]”も伺える。更に、吉野太夫ゆかりの常照寺へ。この辺り、春は満開の桜、秋は鮮やかな紅葉に彩られる。

しょうざん庭園
紙屋川の流れを巧みに取り入れた庭園のある「しょうざん」から千束[せんぞく]にかけては、山道を歩いているよう。
バス停「玄琢[げんたく]」近くの八坂神社にはアラカシの老木が、また、御土居の名残をたどれば、ゴーカートも楽しい大宮交通公園から玄以[げんい]通へとつながる。