定例会・臨時会の結果  平成12年第1回定例会 【付帯決議等】

議第209号 不動産の取得について

(12.3.11付帯決議)

 御池公共地下道の安定的な利用を確保するためとして,その施設の一部を京都御池地下街株式会社から買い入れようとしているが,今後に課題を残す買取りと言わざるを得ない。
 よって理事者は,今後,第三セクター施設の運営については厳に留意するとともに,会社のより一層の経営の合理化に努めるべきである。

(賛成会派)
 自由民主党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,公明党京都市会議員団,京都21市会議員クラブ


議第1号 平成12年度京都市一般会計予算

(12.3.30付帯決議)

 桝本市政二期目のスタートに当たる平成12年度予算は極めて厳しい財政状況の下で編成された。
 今後,京都市基本構想に基づく,次期京都市基本計画の実現に向けて更なる財政需要が必要となるが,理事者におかれては,より一層の市政改革に取り組むとともに,賢明なる財政運営を行うよう強く求めるものである。
 21世紀の新たな京都に千年新都を築くために打ち出された観光客誘致5000万人構想は,その実現に向けて市長を先頭に全庁一丸となった体制を作り,全力で取り組むべきである。
 平成12年度の京都市一般会計予算が,前年比0.3%減という厳しい予算編成となった。そのような中,社会福祉費及び保健衛生費合わせて39.2%を確保したことは大きく評価できる。とりわけ平成12年度は50年に一度の社会保障制度の大改革と言われる介護保険制度のスタートの年であり,その円滑な実施に向け万全の体制で臨むことが求められる。

 よって理事者は,第二次高齢者保健福祉計画の確実な推進と,安心して老後を迎えられる環境整備に全力で取り組むべきである。

(賛成会派)
 自由民主党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,公明党京都市会議員団,京都21市会議員クラブ


議第4号 平成12年度京都市介護保険事業特別会計予算

(12.3.30付帯決議)

 長寿社会を迎えて介護保険制度がいよいよ始まる。この間,京都市は介護保険制度の施行に向けて万全の対策を進めてきたところであるが,よりよい介護保険制度とするために,
 「京都市高齢者保健福祉計画」の達成と「介護保険事業計画」に沿った基盤整備を図り介護サービス基盤の整備充実に努めること。
 保険料,利用料の負担の軽減に努力を払うこと。
 要介護認定については,公平正確な審査を行うこと。
 自立者対策,配食サービスの拡充,介護者激励金の継続,すこやかデイサービスなど介護保険を補完するサービスの充実に努めること。
 市民に対する介護サービス事業者情報の提供を図ること。
 苦情処理,相談体制の充実に努めること。
 ショートステイの利用枠の拡大に努めること。

(賛成会派)
 全会派


議第17号 平成12年度京都市公共下水道事業特別会計予算

(12.3.30付帯決議)

 汚水資本費補助金の削減は,5300億円の未償還残高を有する公共下水道財政に大きな影響を与え,事業運営に一層困難をもたらすものである。
 よって,理事者は早急に復活を図るべきである。

(賛成会派)
 全会派


目次][会期日程][議案審議結果][付帯決議等][意見書・決議][採択請願