氏は、四条派の技巧の作品からさらに進んで理想化、現実化の調和に苦心し、前後40年の永きに亘り画業に身を捧げ、今日の画境を拓き、昭和の美術人として、その芸術の優越、人格の高潔、京都画壇の先覚として多くの優秀作品を出し、また一方、子弟の育成に力を注ぎ、以って我が国美術界、特に日本画界に貢献された功績は誠に大である。