氏は、大学卒業以来広く欧亜諸国を歴訪し、動物及び動物学の研究を深め、し学の権威者として学界の発展に貢献せられた。昭和9年には京都市立紀念動物園長に就任、その内容の充実に努められ、更にまた、高まいな識見、円満な人格と統率力を嘱望せられ、昭和32年以来京都市立美術大学長として2期、6年に亘り、美術を志す子弟の教育を通じて本市美術大学の発展、ひいては本市美術界の進展に寄与せられた功績は誠に大なるものがある。