和気亀亭宅跡

HI002

わけきていたくあと
石碑石碑周辺

 亀亭は清水焼陶工の名で,寛延元(1748)年五条坂上の音羽町に開窯した亀屋平兵衛家の流れを引く。三代平兵衛(?〜1765)の時に亀亭を号したが,その子の早世により家督は備前出身の和気平吉(1707〜87)が継承し二代亀亭となった。三代(〜1807)・四代(1771〜1848)と和気家が受け継いだ。二代は五条坂の磁器製品開発に尽力し,四代は勧業場の御用掛となるなど京焼の振興に足跡を残した。この石標は和気亀亭宅の跡を示すものである。

所在地東山区五条通東大路西入北側
位置座標北緯34度59分40.1秒/東経135度46分31.0秒(世界測地系)
建立年1982年
建立者五条坂陶栄会
寸 法高107×幅15×奥行16cm
碑 文
[南]
陶匠   和気亀亭宅跡
[西]
                        五条坂
昭和五十七年九月   陶栄会
調 査2002年2月18日
備 考

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