奥田頴川宅蹟

HI023

おくだえいせんたくあと
石碑(0006681)石碑周辺(0006684)

 奥田頴川(1753〜1811)は,本名を頴川庸徳といい,祖先は頴川郡(現中華人民共和国河南省)の出身。京都で代々質屋を営んだ。頴川も三十代まで家業を営むが作陶を志し,建仁寺内に開窯。天明年間(1781〜89)に京焼最初の磁器焼成に成功した。呉須赤絵は有名。門下から青木木米らの名工を出し,江戸後期の京焼全盛期を築いた。この石標は奥田頴川邸宅の跡を示すものである。

所在地東山区大黒町通五条上る東側
位置座標北緯34度59分48.0秒/東経135度46分16.4秒(世界測地系)
建立年1928年
建立者京都史蹟会
寸 法高109×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
陶匠奥田頴川宅蹟
[東]
寄附主 橋本■■
[南]
京都史蹟会建
[北]
昭和三年十一月
調 査2002年2月15日
備 考

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