歌の中山清閑寺

HI039

うたのなかやませいかんじ
石碑(0029037) 石碑周辺(029036)

 歌の中山は,清閑寺の寺伝に「見るにだにまよふ心のはかなくてまことの道をいかでしるべき」という歌が詠むまれた場所をいう。清閑寺は,もと天台宗,現在は真言宗智山派で清水音羽山中腹に位置する。謡曲「融」に「語りも尽くさじ言の葉の,歌の中山清閑寺,今熊野とはあれぞかし」と歌の中山と清閑寺は対でよばれることが多い。この石標は歌の中山清閑寺を示すものである。

所在地東山区清閑寺山ノ内町
位置座標北緯34度59分23.7秒/東経135度47分13.5秒(世界測地系)
建立年1908年
建立者林治左衛門
寸 法高172×幅28×奥行28cm
碑 文
[西]
歌の中山   清閑寺
[東]
                              東洞院七条角
明治四十一年十二月   施主   林治左衛門
調 査2002年2月20日
備 考清閑寺/山科・醍醐・大津道【道標】(HI071)六条天皇陵参道【道標】(HI099)と並び立つ

位置図
位置図

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