深草弥生遺跡

HU010

ふかくさやよいいせき
石碑(0005858)石碑周辺(0010102)

 深草弥生遺跡は,東山連峰南端に近い稲荷山の西方に広がる扇状地と,それに続く沖積平野にまたがる弥生中期初頭〜中葉にかけての集落跡。西に鴨川,南に旧巨椋池を控えた平地で,標高は約20m。戦後数回にわたり発掘調査が行われ,多くの遺物が検出された。住居跡の明確な遺構は未確認だが,かなり大規模な初期農耕集落と考えられる。この石標は深草弥生遺跡を示すものである。なお,現在の遺跡名は深草遺跡である。

所在地伏見区深草西浦町五丁目(NTT深草別館前)
位置座標北緯34度57分34.3秒/東経135度46分02.9秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高117×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
深草弥生遺跡
[東]
昭和四十五年三月   京都市
調 査2002年2月13日
備 考

位置図
位置図

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