伏見工兵第十六大隊跡

HU053

ふしみこうへいだいじゅうろくだいたいあと
石碑(0008440)石碑周辺(0008446)

 工兵第十六大隊は日露戦争末期の明治38年に戦地で編成され,やはり編成されたばかりの第十六師団に属した。帰還後の明治41年,伏見に衛戍地を定め,昭和11年には工兵第十六聯隊に改編された。この地には明治4年に大阪鎮台の歩兵第九聯隊分営,同19年第四師団工兵第四大隊が駐屯したが,第四工兵大隊は高槻へ移転し,そのあとに工兵第十六大隊が転入した。この石標は,伏見工兵第十六大隊の跡を示すもので旧兵舎営門の跡に立つ。

所在地伏見区西奉行町(桃陵団地入口)
位置座標北緯34度55分51.5秒/東経135度45分56.9秒(世界測地系)
建立年(1965年)
建立者(工16会)
寸 法高60×幅100×奥行66cm
碑 文
[北]
伏見工兵第十六大隊跡
               陸軍中将加藤怜三書
調 査2002年2月26日
備 考揮毫者の加藤怜三は第11代大隊長/建立年・建立者等は部隊史編集委編『工兵第十六大(聯)隊史』(1989年伏見工兵会刊)による

位置図
位置図

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