今出川菊亭右大臣鳥羽殿跡

HU060

いまでがわきくていうだいじんとばどのあと
石碑(0008899)石碑周辺(0008898)

 菊亭晴季(1539〜1617)は,家名を今出川といい,琵琶を家職とした。豊臣秀吉(1536〜98)と親密で,秀吉のために朝廷内の周旋に努めた。文禄4(1595)年女婿にあたる秀次(1568〜95)追放に連坐して越後に流罪となるが,翌年赦免され,慶長3(1598)年右大臣に還任された。晴季夫人は,この地に隠居所を持ち,それがのちに寺となり常高寺と称した。この石標は,今出川菊亭夫人の隠居所の跡を示すものである。

所在地伏見区下鳥羽長田町(常高寺前)
位置座標北緯34度56分25.0秒/東経135度44分35.7秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高99×幅17×奥行15cm
碑 文
[北西]
今出川菊亭右大臣鳥羽殿跡
調 査2002年3月4日
備 考

位置図
位置図

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