円光大師御旧跡

HU062

えんこうだいしごきゅうせき
石碑(0008928)石碑周辺(0008931)

 この地一念寺は,天武3(674)年道昭(629〜700)の開創で,その後元興寺派法相宗の寺として存続。承元元(1207)年3月16日,円光大師(法然)は,念仏停止の罪により藤井元彦の俗名を受けて土佐に流された。その折鳥羽の港に近いこの寺に入って弟子らと最後の別れを惜しんだ。永享9(1437)年,真阿(1385〜1440)がその遺跡の荒廃を悲しみ,再興し浄土宗に改宗した。この石標は,円光大師の旧跡一念寺を示すものである。

所在地伏見区下鳥羽三町(一念寺前)
位置座標北緯34度55分57.1秒/東経135度44分22.1秒(世界測地系)
建立年
建立者一念寺
寸 法高167×幅28×奥行23cm
碑 文
[西]
円光大師
            なこり乃御ミやうごう
御旧跡
[東]
南無阿弥陀仏
[南]
一念寺
調 査2002年3月5日
備 考

位置図
位置図

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