山王権現大宮社の跡

HU065

さんのうごんげんおおみやしゃのあと
石碑(0009303)石碑周辺(0009307)

 鳥羽上皇(1103〜56)が,保延元(1135)年鳥羽離宮内に山王権現大宮社を勧請した。最盛期には社領もあり,例祭には神輿が御旅所に渡御。催馬楽・走馬も催されたという。明治13(1880)年廃社となり,山王七社の神像を近くの北向山不動院に移し,この地は小学校となった。この石標は山王権現大宮社の跡を示すものである。

所在地伏見区竹田桶ノ井町(竹田小学校内)
位置座標北緯34度57分16.2秒/東経135度45分25.2秒(世界測地系)
建立年1974年
建立者竹田史蹟保存会
寸 法高136×幅24×奥行18cm
碑 文
[西]
史蹟   山王権現大宮社の跡
[東]
明治十三年十二月廃社となり山王七社の神像を北向山不動院
に移す   同境内跡を卜し明治十六年二月本校を新築し同年七月竣工す
   昭和四十九年二月十一日建之
                                          竹田史蹟保存会
調 査2002年3月8日
備 考

位置図
位置図

上へ

[HOME]