日観亭旧跡

HU067

にっかんていきゅうせき
石碑(0009325)石碑周辺(0009328)

 日観とは,日の入りの日輪を観るということで,仏語で観経に説かれている日想観の略称。『拾遺都名所図会』巻4真宗院の項に,開山塔(開山円空立信上人本廟)の左下に南面する寄棟造の日観亭が描かれている。方一間半の庇付きの亭であったという。昭和60(1985)年,西山浄土宗深草派円空立信上人(1213〜84)の七百回大遠忌にあたり,真宗院本廟の修理と共に日観亭の旧地を示したのがこの石標である。

所在地伏見区深草真宗院山町(真宗院墓地内)
位置座標北緯34度57分37.0秒/東経135度46分42.1秒(世界測地系)
建立年(1985年カ)
建立者真宗院第六十九世紫空慶雲
寸 法高180×幅30×奥行21cm
碑 文
[東]
日観亭旧跡
[西]
                           願主   真宗院第六十九世紫空慶雲
派祖七百年大遠忌記念建之   当山七十世代
調 査2002年3月7日
備 考

位置図
位置図

上へ

[HOME]