騎兵第二十聯隊跡

HU070

きへいだいにじゅうれんたいあと
石碑(0009273)石碑周辺(0009270)

 騎兵第二十聯隊は,日露戦争の兵力不足を補うため,明治38(1905)年7月第十六師団の騎兵聯隊として姫路で編成された。明治41(1908)年11月この地に移され,師団司令部の南側に置かれた。昭和16(1941)年捜索第十六聯隊に改編され,昭和20(1945)年フィリピンにおいて終戦を迎えた。この石標は騎兵第二十聯隊跡を示すものである。

所在地伏見区深草西伊達町
位置座標北緯34度57分23.1秒/東経135度46分27.6秒(世界測地系)
建立年1975年
建立者騎兵二十連会
寸 法高240×幅75×奥行48cm
[北]
騎兵第二十聯隊跡
                  峰堂謹書
[南面上段]
此の碑を此所に建立する
趣旨はあの悲惨な戦争を身
を以て体験した我々が世界の真の
平和を祈念する証査とし
たい一念から建立するも
のである
[南面下段   銅版]
明治三十八年七月第十六師団ノ騎兵聯隊トシ
テ姫路ニ於テ編成   同年八月軍旗拜受
明治四十一年十一月此地ニ移設   昭和十六年
捜索第十六聯隊ニ改編   同年三月軍旗奉還
昭和二十年比島ニ於テ歴史ヲ閉ヅ
尚   当聯隊ニ於テ編成サレタ部隊ハ左ノ通リ
昭和十三年   騎兵第百二十大隊(中支方面)
昭和十六年   捜索第五十三聯隊(ビルマ方面)
   昭和五十年四月二十七日   騎兵二十連会建之
[台座北面]
為平和祈願
調   査2002年3月4日
碑 文
備 考

位置図
位置図

上へ

[HOME]