聚楽第址

KA052

じゅらくだいあと
石碑(0027828)石碑周辺(0027830)

 聚楽第は,天正14(1586)年豊臣秀吉(1536〜98)が大内裏旧跡の内野に構築した邸宅で,翌年完成した。北は元誓願寺通,東は堀川通,南は下立売通,西は千本通を外郭とし,内郭には本丸を中心に北ノ丸,南二ノ丸,西ノ丸の曲輪が築かれたと推定されている。文禄4(1595)年,秀吉は豊臣秀次(1568〜95)を謀反の疑いで自害に追いやり,秀次の居所となっていた聚楽第も破却した。この石標は聚楽第跡を示すものである。

所在地上京区中立売通裏門西入南側
位置座標北緯35度01分29.5秒/東経135度44分45.6秒(世界測地系)
建立年1915年
建立者京都市教育会
寸 法高120×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
此附近   聚楽第址
[東]
寄附者
      上京第十一学区内有志者
[西]
大正四年十一月建之   京都市教育会
調 査2008年3月26日
備 考前回調査より若干北西へ移設/前回調査のデータはここ

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