豊臣秀吉築造京都市街外郭御土居残墟

KI007

とよとみひでよしちくぞうきょうとしがいがいかくおどいざんきょ

 天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536〜98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰・上賀茂,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部幅約9mの盛土に約4〜18mの濠が随伴し土塁上には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。御土居の跡を示す石標があったが,現在その所在を確認できない。

所在地所在不明(北区北野紙屋川畔カ)
位置座標
建立年
建立者
寸 法
碑 文
調 査2002年2月21日
備 考

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