立命館大学理工学部発祥の地

KI056

りつめいかんだいがくりこうがくぶはっしょうのち
石碑(0019561)石碑周辺(0019563)

 立命館大学は,西園寺公望(1849〜1940)の秘書中川小十郎(1866〜1944)が明治33(1900)年に設立した京都法政学校を前身とし,大正2(1913)年に私立立命館大学と改称し,同8(1919)年から現称となった。
 理工学部の前身である立命館高等工科学校は,京都大学構内の私立電気工学講習所を継承して昭和13(1938)年に設立され,翌年,立命館日満高等工科学校と改称し等持院北町に移転した。その後昭和17(1942)年には立命館大学専門学部工学科に昇格し,理学科も新設され,昭和24(1949)年に新制理工学部となった。
 この石標は,立命館大学理工学部発祥の地を示すものである。なお,理工学部は平成6(1994)年にびわこくさつキャンパス(滋賀県草津市)に移転している。

所在地北区等持院北町(立命館大学図書館前)
位置座標北緯35度01分56.6秒/東経135度43分28.9秒(世界測地系)
建立年1993年
建立者相訪会(理工学部校友の会)
寸 法高71×幅201×奥行13cm
碑 文
[東]
                              立命館大学理工学部発祥の地
1936年(昭和13年)私立電気工学講習所を継承して立命館高等工科学校を設立」
翌年、立命館日満高等工科学校と改称してこの地に移設する。以後半世紀にわたる」
理工学部の先跡を残し三万六千余名の若人が世に翔く。
                                                   相訪会(理工学部校友の会)
                                                              1993年11月23日建碑
調 査2003年11月7日
備 考

位置図
位置図

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