鷹ヶ峰薬園跡

KI069

たかがみねやくえんのあと
石碑(0028838)石碑周辺(0028839)

 江戸幕府は寛永17(1640)年に鷹ヶ峰に薬園を開き,幕府医官藤林道寿綱久を薬園預りに任じた。藤林家は代々鷹ヶ峰に居を構え,道寿の称を世襲し薬園(薬草園)の管理にあたった。この薬園は『京都御役所向覚書』によれば面積一万平米の薬草畑を持つ大規模なものである。

所在地北区鷹峰藤林町
位置座標北緯35度02分52.7秒/東経135度44分11.2秒(世界測地系)
建立年2010年
建立者NPO法人京都歴史地理同考会
寸 法高110×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
徳川時代   公儀   鷹ヶ峰薬園跡
[南]
旧   山城国愛宕郡鷹ヶ峰村
[北]
二〇一〇年一一月
特定非営利活動法人   京都歴史地理同考会建之
                              寄贈者   故山田   真
調 査2010年12月10日
備 考18世紀初頭の薬園と藤林道寿宅の図はここ(京都市歴史資料館蔵「京都明細大絵図」より)

位置図
位置図

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