水の堰止めの石

NA073

みずのせきどめのいし
石碑石碑周辺

 御池通にかかる橋のやや下流,川を横切るように三個の四角柱が並ぶ。左右両岸の石には「コ」中央の石には「H」型の溝がある。一辺は約15cmで,高瀬船往来のため木の板をはめ込んで水位を調節した堰止めの石である。高瀬舟は荷を満載すれば沈むため,堰で水位を上げることで舟底をこすらずに通り抜けることができた。この石標は高瀬川の水の堰止め石を示すものである。

所在地中京区木屋町通御池下る西側
位置座標北緯35度00分37.3秒/東経135度46分13.4秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高78×幅15×奥行15cm
碑 文
[東]
水の堰止めの石
[西]
寄贈   京都洛中ロータリークラブ
調 査2002年2月5日
備 考図左の高瀬川の中に見えるのが水の堰止めの石本体

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