大老土井利勝屋敷跡

NA090

たいろうどいとしかつやしきあと
石碑(0004991)石碑周辺(0004985)

 土井利勝(1573〜1644)は,徳川家康の信任厚く,二代秀忠誕生時より秀忠に仕え,慶長15(1610)年老中となり,三代家光にも重用され寛永10(1633)年下総古河に移封され同15年には大老となった。度々上洛して朝廷と交渉にあたった。この石標は,老中大老職合わせて34年間を務めた土井利勝の京邸跡を示すものである。その子孫も老中や京都所司代となり,幕末まで下総国古河藩邸としての役割を果した。

所在地中京区油小路通押小路下る西側(京都堀川音楽高校内)
位置座標北緯35度00分42.0秒/東経135度45分11.9秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高104×幅19×奥行19cm
碑 文
[南東]
大老土井利勝屋敷跡
[南西]
昭和四十五年三月   京都市
調 査2002年2月6日
備 考

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