円勝寺跡

SA042

えんしょうじあと
石碑(0007441)石碑周辺(0007446)

 院政期,天皇・中宮の発願で岡崎の地に六つの寺院が建立された。いずれも「勝」の字がつくので六勝寺と呼ばれた。円勝寺はその一つで,鳥羽天皇中宮待賢門院璋子(1101〜45)の御願寺。大治3(1128)年に落慶供養が行われ,一町四方の敷地には堂舎が増築された。以後たびたび災難にみまわれ,応仁の乱で廃絶したと伝える。この石標はその跡を示すものである。

所在地左京区岡崎成勝寺町(京都市美術館北側)
位置座標北緯35度00分48.3秒/東経135度47分01.8秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高101×幅19×奥行18cm
碑 文
[北]
円勝寺跡
[東]
昭和四十五年三月   京都市
調 査2002年2月20日
備 考

位置図
位置図

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