豊園小学校の碑

SI046

ほうえんしょうがっこうのひ
石碑(0009752)石碑周辺(0009753)

 豊園小学校は明治2(1869)年,下京第十番組小学校として開校し,同8年に豊園小学校と称した。この地は豊臣秀吉(1536〜98)の別荘竜臥城の跡地で,秀吉が茶の湯に使ったと伝えられる邸内の井戸豊園水に因んだ命名。平成4(1992)年に格致・開智・有隣・修得と統合され,豊園小学校の地に洛央小学校が開校した。この石標は統合前の豊園小学校を示すものである。

所在地下京区仏光寺通東洞院東入北側(洛央小学校前)
位置座標北緯35度00分04.7秒/東経135度45分43.2秒(世界測地系)
建立年1995年
建立者京都市
寸 法高61×幅70×奥行53cm
碑 文
[南]
豊園小学校の碑
      京都市立豊園小学校は、明治二年六月八日
      進取の気風あふれる町衆の力によりわが国最
      初の小学校のひとつである下京第十番組小学
      としてこの地に開校   以来百二十有余年に
      わたり本市小学校教育の範となる豊園教育を
      推進   八千余名の卒業生を世に送り出した
      平成四年三月   二十一世紀への人づくりを
      希求する学区民総意に基づき他の四校とと
      もに新統合   洛   央   にその使命を引き継ぎ
      輝かしい歴史に幕をとじた
                                       京都市教育委員会
[北]
建立平成七年九月吉辰
調 査2002年3月28日
備 考

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