元六条御所長講堂

SI052

もとろくじょうごしょちょうこうどう
石碑(0010491)石碑周辺(0010494)

長講堂は後白河上皇(1127〜92)の持仏堂で,もともとは西洞院六条の六条院(六条御所)に所在していた。長講堂には膨大な荘園が附属しており,上皇の没後も王家(持明院統)の経済基盤として重視されたが,火災などによりたびたび移転し,天正年間(1573〜92)に豊臣秀吉(1536〜98)が寺町を整備した際に現在地に移転した。この石標は,元は六条院に所在していた長講堂を示している。

所在地下京区富小路通六条上る東側(長講堂前)
位置座標北緯34度59分38.8秒/東経135度45分49.5秒(世界測地系)
建立年1935年
建立者維持講会
寸 法高290×幅49×奥行48cm
碑 文
[西]
元六条御所   長講堂
[東]
昭和十年四月建之維持講会
調 査2002年10月11日
備 考

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