千代の古道

UK002-2

ちよのふるみち
石碑石碑周辺

 千代の古道は常盤から広沢池の東南に至る小径で,京中から嵯峨院(大覚寺)に通じる道といわれる。古来,和歌に多く詠まれた。この石標に刻まれた歌は,後嵯峨院(1220〜72)作。後嵯峨院は,吉野の桜を取り寄せてこの地に植え,名勝嵐山の基礎をつくったことで知られている。

所在地右京区山越中町(山越交叉点南西角)
位置座標北緯35度01分37.0秒/東経135度41分43.1秒(世界測地系)
建立年1980年
建立者京都西ロータリークラブ
寸 法高104×幅18×奥行18cm
碑 文
[北東]
千代の古道
[南東]
後嵯峨院      子の日せし千代の古道跡とめ【以下埋没「て」カ】
                     昔を恋ふる松も引かなん
[南西]
京都西ロータリークラブ建之
[北西]
一九八〇年二月二十三日
   国際ロータリー創立七十五周年記念
調 査2002年2月26日
備 考

位置図
位置図

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