千代の古道

UK002-4

ちよのふるみち
石碑石碑周辺

 千代の古道は常盤から広沢池の東南に至る小径で,京中から嵯峨院(大覚寺)に通じる道といわれる。古来,和歌に多く詠まれた。この石標に刻まれた歌は,藤原為家(1198〜1275)作。父定家ゆかりの嵯峨野小倉山には,為家の舅宇都宮頼綱(蓮生入道)の中院山荘があり,それを譲り受けた為家は,後年久しくこの山荘に住して嵯峨野に関する和歌を多く詠んだ。

所在地右京区太秦御領田町
位置座標北緯35度01分28.2秒/東経135度41分50.8秒(世界測地系)
建立年1980年
建立者京都西ロータリークラブ
寸 法高112×幅18×奥行18cm
碑 文
[北西]
千代の古道
[北東]
里人も千代の古道幾かへり
   春の嵯峨野の若菜つむらん      為家
[南東]
京都西ロータリークラブ建之
[南西]
一九八〇年二月二十三日
   国際ロータリー創立七十五周年記念
調 査2002年2月19日
備 考

位置図
位置図

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