千代の古道

UK002-5

ちよのふるみち
石碑石碑周辺

 千代の古道は常盤から広沢池の東南に至る小径で,京中から嵯峨院(大覚寺)に通じる道といわれる。古来,和歌に多く詠まれた。この石標に刻まれた歌は,在原行平(818〜93)作。この歌は,光孝天皇(830〜87)が,嵯峨天皇(786〜842)の例にならった仁和2(886)年12月14日の芹川行幸に供奉した行平が詠んだものである。

所在地右京区山越東町
位置座標北緯35度01分24.1秒/東経135度41分53.7秒(世界測地系)
建立年1980年
建立者京都西ロータリークラブ
寸 法高117×幅18×奥行18cm
碑 文
[南東]
千代の古道
[南西]
嵯峨の山みゆき絶えにし芹川の
   千代の古道跡はありけり            行平朝臣
[北西]
京都西ロータリークラブ建之
[北東]
一九八〇年二月二十三日
   国際ロータリー創立七十五周年記念
調 査2002年2月26日
備 考

位置図
位置図

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