日本最古の茶園

UK012

にほんさいこのちゃえん
石碑(0006861)石碑周辺(0006868)

 『喫茶養生記』の著者で日本臨済宗の開祖である栄西(1141〜1215)は,宋から茶の種を請来した。それを授けられた高山寺開祖明恵(1173〜1232)が,栂尾の地に植えたところ,地味がよく優れた茶を産したという。栂尾の茶は本茶と呼ばれ,鎌倉・室町時代には毎年禁裏と将軍家に献上するのを慣例とした。この石標は,日本最古と称される茶園を示すものである。

所在地右京区梅ヶ畑栂尾町(高山寺内)
位置座標北緯35度03分38.7秒/東経135度40分41.8(世界測地系)
建立年1971年
建立者京都市茶業青年会
寸 法高100×幅31×奥行32cm
碑 文
[東]
日本最古之茶園
[西]
昭和四十六年八月
      京都市茶業青年会
         創立五十周年記念建之
調 査2002年2月15日
備 考

位置図
位置図

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