兼好法師旧跡

UK025

けんこうほうしきゅうせき
石碑(0009385)石碑周辺(0009379)

 吉田神社神職の家に生まれた卜部(吉田)兼好(1283?〜1350?)は,朝廷に出仕していたが27歳で出家遁世し,晩年,仁和寺近辺(双ヶ丘二ノ丘西麓)に草庵を結んだ。そのため著書『徒然草』には,たびたび仁和寺が登場する。この石標はその庵跡を示すものである。なお,石標が建つ長泉寺境内には兼好の墓があるが,双ヶ丘二ノ丘西麓辺りあったものが江戸時代,この地に移されたと伝えられる。

所在地右京区御室岡ノ裾町(長泉寺前)
位置座標北緯35度01分25.4秒/東経135度42分56.6秒(世界測地系)
建立年1893年
建立者伊藤吉祐
寸 法高97×幅23×奥行19cm
碑 文
[東]
兼好法師旧跡
[西]
明治廿六年二月   伊藤吉祐
[北]
長泉寺
調 査2002年3月7日
備 考

位置図
位置図

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