旧東海道線山科駅跡

YA012

きゅうとうかいどうせんやましなえきあと
石碑(0027948)石碑周辺(0027949)

 東京−神戸間を結ぶJR東海道線のうち,京都−大津間は明治13(1880)年7月に開業した。当時の経路は,京都から伏見稲荷付近まで南下し,山科盆地南部を斜めに北上して旧逢坂山トンネルを抜けて大津へ至るもので,現名神高速道路の経路と重なる。当時は山科駅も現在よりかなり南方に建てられていた。この石標はその山科駅跡を示すものである。なお現在の経路へ変更したのは,新逢坂山トンネル・東山トンネルが完成した大正10(1922)年のことである。

所在地山科区小野蚊ヶ瀬町(名神高速道路南側盛土内)
位置座標北緯34度57分51.5秒/東経135度48分44.2秒(世界測地系)
建立年1982年
建立者京都洛東ライオンズクラブ
寸 法高106×幅18×奥行18cm
碑 文
[南東]
旧東海道線   山科駅跡
[北西]
昭和五十七年三月建之   京都洛東ライオンズクラブ
調 査2008年7月22日
備 考2008年7月に名神高速道路起工地碑(YA094)の建立にあわせ,現在地に移設された/移設前の旧データはここ名神高速道路起工地(YA094)と並び立つ

位置図
位置図

上へ

[HOME]