大宅廃寺跡

YA019

おおやけはいじあと
石碑(0006269)石碑周辺(0006260)

 昭和33(1958)年の発掘調査で,講堂・金堂・中門・南門と推定される南北に並ぶ四棟の寺院建物跡が見つかり,大宅廃寺と命名された。この寺は白鳳期に創建され,平安時代に全焼したのち,再び小規模な堂舎が建てられたと推定されている。中臣鎌足(614〜69)建立の山階精舎(山階寺)や豪族大宅氏の氏寺などにも比定されるが確定されていない。この石標はその寺跡を示すものである。

所在地山科区大宅奥山田(大宅中学校内)
位置座標北緯34度58分02.4秒/東経135度49分19.3秒(世界測地系)
建立年1987年
建立者洛東ライオンズクラブ
寸 法高110×幅18×奥行17cm
碑 文
[西]
この
      大宅廃寺跡
付近
[東]
昭和六十二年四月   京都洛東ライオンズクラブ建立
調 査2002年2月14日
備 考

位置図
位置図

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