尊勝寺跡

SA041

そんしょうじあと
石碑(0007433)石碑周辺(0007437)

 院政期,天皇・中宮の発願で岡崎の地に六つの寺院が建立された。いずれも「勝」の字がつくので六勝寺と呼ばれた。尊勝寺はその一つで,堀河天皇(1079〜1107)の御願寺。康和4(1102)年に落慶供養が行われ,方四町の敷地には様々な堂舎が建てられた。創建後,たびたび災難に遭ったが,そのつど修復された。しかし,南北朝の内乱期に兵火で全焼したと伝えられる。この石標はその跡を示すものである。

所在地左京区最勝寺町(京都会館前)
位置座標北緯35度00分49.6秒/東経135度46分54.0秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高115×幅19×奥行19cm
碑 文
[南]
尊勝寺跡
[西]
昭和四十五年三月   京都市
調 査2002年2 月20日
備 考

位置図
位置図

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