定例会・臨時会の結果 − 平成12年第4回定例会 【付帯決議等】

議第225号 損害賠償の額の決定について

(12.12.14付帯決議)

 全国的に医療事故の報告がされ,医療に対する不安が広がっている。
 市立病院においても長期にわたる係争中の案件もあり,平成11年に「医療事故防止委員会」が設置されたものの,事故が発生していることは極めて遺憾である。
 よって理事者は,今後とも医療事故の防止に一層努め,地域の中核病院としての役割を十分に果たすべきである。

(賛成会派)
 全会派


議第228号 京都市自動車運送事業を長岡京市の区域内に設置することに関する協議について

(12.11.20付帯決議)

 今後,向日市への市バス乗り入れを促進するとともに,伏見・乙訓間の路線の充実を図ることを検討すること。

(賛成会派)
 全会派


報第10号 平成11年度京都市一般会計歳入歳出決算

(12.12.14意見)

 平成11年度決算は,3億9500万円の実質収支赤字となり,新年度予算編成においても財源不足が予想される極めて深刻な状況であるにもかかわらず,不用額は175億円,市税収入未済額は139億円と多額に上っている。
 執行率も依然として94.9パーセントであり,徴収率は前年に比べ若干上昇したとはいえ,94.1パーセントである。
 よって理事者は,本市の財政危機を全庁的に受け止め,これらを克服するよう真剣に取り組むべきである。

 平成11年度決算は,固定資産税が伸びたものの,市税収入が前年度を大きく下回る厳しい財政状況となり,昭和57年以来17年ぶりの赤字となった。今後も依然として厳しい経済情勢が予想されるが,IT革命への対応や,少子・高齢問題を含む福祉施策はもちろんのこと,環境対策などに後退があってはならない。
 よって理事者は,その財政運営においては「京都新世紀に向けた市政改革行動計画」の更なる取組と,新たな行財政改革に積極的に取り組むとともに,大都市税財源の拡充を従来にも増して強く国に要望していくべきである。更には,市税の増収につながる経済の活性化に努めるとともに,より効率的な事業執行に専念すべきである。

(賛成会派)
 自由民主党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,公明党京都市会議員団,京都21市会議員クラブ


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