日扇聖人降誕地

NA144

にっせんしょうにんこうたんのち
石碑(0026818)石碑周辺(0026820)

 日扇(1817〜1890)は、本門仏立宗の開祖。この地で生まれた日扇は、嘉永元年(1848)に出家する。しかし教団に対する不満が高まり、安政4年(1857)には還俗して長松清風と称し、本門仏立講(本門仏立宗)を開いて既成教団を批判した。この石碑は、この地が日扇(長松清風)の生誕地であることを示している。

所在地中京区蛸薬師通室町西入南側(誕生寺前)
位置座標北緯35度00分19.3秒/東経135度45分26.9秒(世界測地系)
建立年1928年
建立者日海
寸 法高153×幅29×奥行29cm
碑 文
[北]
日扇聖人降誕之地
                 僧正日扇書
[東]
聖人諱延禎字士龍号義天院清風無貧日扇姓大路後改長松以文化十
四年四月一日降誕於当地宣揚本門経王宗々義安政四年正月自結一
団称本門仏立講為其開祖矣而弘教法運日旺盛現今信徒及弐十数万
   維時昭和三年第百十二回降誕之日  当教会二世小沙弥現斯日海(印)(印)
                                                                 建立費寄附奥田米蔵
調 査2005年3月2日
備 考長松清風大徳誕生地(NA145)と並び立つ

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