後藤象二郎寓居之跡

NA171

ごとうしょうじろうぐうきょのあと
石碑 石碑周辺

   土佐藩出身の後藤象二郎(1838〜97)は,藩政の中心を担い,藩主山内容堂(1827〜72)の信任を得た。慶応3(1867)年家老となり,坂本龍馬(1836〜67)に啓発され大政奉還を建白させた。維新後,参与・参議となり新政府の要職についた。この地は,後藤が京都滞在中に投宿した壺屋の跡である。

所在地中京区河原町通三条下る二筋目東側(ホテルRESOL前)
位置座標北緯35度00分28.7秒/東経135度46分9.0秒(世界測地系)
建立年2017年
建立者リソルホールディング(株)・(株)マリモ・(株)都市ガバナンス研究所
寸 法高118×幅15×奥行15cm
碑 文
[西]
後藤象二郎寓居之跡
[北]
平成二十九年十月(大政奉還百五十周年)
[東]
リソルホールディング株式会社
株式会社マリモ                        建之
株式会社都市ガバナンス研究所
調 査2019年6月19日
備 考同地には,昭和3年(1928)に京都市教育会によって同趣旨のいしぶみ後藤象二郎寓居址(NA010)が建てられていたが,前回調査までに所在不明となっている。

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