基本的方向 　子どもたちにとって，「家庭」が最も安心できる場所となり，温かく，また時には厳しく見守る「地域」の存在が必要である一方，集団のなかで子どもたちの可能性を開花させるなど「学校」の果たす役割もまた大きいものがあります。 　家庭・地域・学校がそれぞれの役割に応じた教育責任を果たすとともに，三者が一体となった取組を進めるなかで，生命や人権，社会的規範等を尊重する豊かな心と社会性を身につけ，みずから考え，行動できる「生きる力」を備えた子どもたちを育（はぐく）みます。 �@ 地域の特性を踏まえた開かれた学校づくり     　保護者や地域住民が学校運営に参画する「学校評議員制度」の活用     　各学校の特色を生かす「学校評価システム」の導入   �A 市民みんなで考え，行動し，情報発信する「人づくり 21世紀委員会」の活動の推進   �B 京都の歴史や伝統に親しみ次代へ引き継ぐ京都ならではの教育の展開   �C 相談体制等の充実による子どもたちの「心の居場所」づくり     　子どもたちの心のさけびを受け止め専門的な支援を行う｢子どもカウンセリングセンター」の設置     　専門的な資格をもったスクールカウンセラーの配置拡大 �D 精選択制中学校給食の全校実施 �E 子どもたちにきめ細かな授業を展開する少人数教育の推進 �F 地域で学びたいという要望にこたえる育成学級等の充実 �G 総合制・地域制による新たな養護学校教育の推進   　新たな養護学校の整備   　高等部教育施設の整備 �H 花と緑のグリーンベルト事業の推進 �I 高度情報化に対応した教育の推進 子どもたちの豊かな心を培う伝統文化教育 �J 西京商業高校における新学科の開設           選択制中学校給食 コンピューターを使った情報教育